2017-05

    夜明けの晩

    その男はベットで左を向いて寝ていた

    背後に女性が立ってる気配で睡眠から意識が戻りつつあった…


    (隣の部屋から女房が夜這いでも仕掛けてきたのか?)
    (かなり御無沙汰だしな)


    女性の影が男に寄り添う様にベットに入り込み
    腕が男に絡みついてきた


    人影は半起きの状態でこちらを覗きこんでる様だ

    男は女房の裸体を想像した


    (全裸だ!こんなにうちのが積極的になった事が過去にあったっけ)

    男は女性の顔を見ようと身体を向けようとした

    瞬間!男は鳥肌が立ち血の気が失せた
    間髪を入れず脂汗が一気に吹き出した


    (身体が動かない! ((アイツ))だ!)

    男は必死で隣の部屋で休んでいる女房の名前を叫び助けを求めようとした!

    口だけが開いて声帯に力が入らない

    声も出ず恐怖の中にどの位居たのかわからない

    女の…いや獣の荒い息づかいと人間をせせら笑う声がうっすらと聞こえ始めてきた


    (ああ!連れて行かれるーーッ!!)
    男は全身の最後の力を声帯に送って
    言葉にならない声を発した
    「うううーっ!!!」


    眩しい位部屋中が明るくなった
    パジャマを着た女房がベットの横に仁王立ちしていた

    女房
    「どうしたの!大きい声で叫んで!?」

    「いや年甲斐もなく金縛りにあったみたいだ」

    女房
    「大丈夫?」
    「部屋の明かり灯けておくね」


    「ああそうしてくれ」
    女房
    「私寝るね おやすみ」

    女房は隣の部屋に戻った

    男はしばらく部屋の灯りをボーッと眺めていた
    男は次第に記憶が失せていった



    早朝男は目を覚ました
    部屋の灯りはついたままだった

    男はベットから起き上がり
    隣の部屋でまだ寝ている女房の名前を呼ぼうとしたが
    声帯に力が入らなかった

    いや 正確には女房の名前を思い出せなかった 



    (俺は!独身じゃね!女房なんて!もらったハズは無い!)

    朝日が差し込む中で
    ボンヤリとした部屋の灯りが
    カーペットに落ちてる長い髪を映し出していた


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